『日々、絵。ときどき。』(ブログ)より抜粋。

(2021年10月19日&20日の記事)




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今朝、夢を観て起きて、


これはメモらなきゃって


メモしたことが、変だけれど


哲学的でした。




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『芸術家は孤独でなければならない』


という命題は、


ぴったりの言葉が見つからなくて


言い方が少々乱暴になるけれど、


実は、ちいさなことなのかも。


それは例えば


『プールの水の中の静けさ』と


『外の、遠く聴こえる歓声みたいなもの』かも。




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という、夢でした。


こういうふうに自分が考えたことがなくて


これは誰の考えから降ってきたんや〜?


と不思議だけれど、妙に納得してしまいました。




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プロフィールの経歴について、最近よく聞かれるので


こちらに書こうかなと思います。




大学の視覚伝達デザイン科というのは


グラフィックデザインを学ぶところです。


入るための大学受験の勉強で、画塾で習いながら


鉛筆デッサンや色彩作品の勉強は興味深くて、


地味なんだけれど自分なりにも研究して


楽しい気持ちもありました。




でも、大学に入ると、数学的にきっちりと作品が


手で作れないと(平面も立体も)いけなくて


デザイン科だから、それは当たり前なのですが


出来なくてついていけなくなってしまいました。


パソコンで作品を作ったりする段階の前の段階です。




わたしは今思うと、感覚的にフリーハンドで


絵を描くのがすきだったけれど、


あまりにも授業についていけないので


自分の感覚が訳がわからなくなってしまったのもあって


大学で1年間勉強しただけで、やめました。





実家に戻ってしばらくして、アルバイトをしながら


次なにをするか決めないと、と思って


服飾を選びました。その頃わたしは、努力すれば


出来ないものが出来るようになると思っていました。


3年間、1年生を1回、2年生を2回して


必死に勉強したのですが、結局


3年生になる試験に受からなくて、やめました。


平面から立体へ、立体から平面へ、落とし込む感覚、


パターン(服の設計図)を引く感覚が


なくて、向いていなかったのですね。


自分の考えを整理するのも下手でした。





でも行ってよかったと思います。


同じように頑張る友人と過ごせたこと。


それから服をシャツ、スカート、パンツ、


ジャケット、コートとひと通り、苦手ながら


パターンを引いて縫って完成まで作ったことで、


服を構造から理解したことは


絵を描くときに、感覚的に人を捉えるときに


役立っていると思います。


習った技術の中で、もうだいぶ忘れている部分は


多いのですが。






その後、また実家に戻り、会社で働いて


仕事に慣れてきた頃、休みの日にDTP


(デスクトップパブリッシング)を習いに行きました。


大学で学ぶはずだったのに、勉強できなかったのが


くやしかったんだと思います。


今自分の使う範囲で、印刷データを作ったりしています。





それから会社を辞めて、とても疲れているときに


母に『会社に行っているとき、行きたいって


言っていたでしょ?行ってみたら?』と背中を押されて


イラストレーションのスクールに行きました。


雑誌に載っていたマサ先生のイラストの線がきれいで


わたしもこんな線を描いてみたいと感じていたのです。


ものすごく真剣に学んで、


先生方とお話しすることで、今でも


わかったりすることがあったり奥が深いです。







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今、日々偶然にわたしのところに遊びに来てくれる


モチーフたちを描くしあわせ。


そこから、生まれるものがあるのが楽しいです。


そして変わった絵本を作るのがすき。




注文を受けて、イラストレーションを描くより、


わたしのペースで、描いたものからご縁があれば


選んでいただいたり、アレンジしたりするほうが


向いている気がします。





絵のいきいきしたいのちが、そのほうがあるから。


そのほうが、ひとを助けることもできると思うから。





経歴の流れは、こんな感じです。


これからも大切に、生きていきたいです。


へなちょこです〜(笑)。







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(2022年2月25日の日々、絵。ときどき。より抜粋)



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わたしが絵を描いて、ウェブにアップしたり


作った冊子を販売したり、作品販売をしたりするのは


パン屋さんと一緒なの。





以前、吉本ばななさんが


ご自身の小説家の作品を作り上げる仕事は、



桶屋さん(職人さん)が木桶を


毎日のゆらぎのある時間のなか、


その鍛錬と熟練で、木や時間の声を聴きながら


きっちりとした美しい、仕事で


作り仕上げることと、同じだと



そんなことを


どこかでおっしゃっていたことを記憶しています。


(わたしの頭のなかの、ふんわり感覚な記憶からですので、


言葉を置き換えてしまっているところもあると思います。


ばななさんの正確な文章では、全然ないですが . . . )





今、わたしは自分の仕事は


パン屋さんと同じだと思う。





おいしそうな、変わったかたちや


ユニークで食べたらほっとする味のパンが


色々ごちゃまぜ?に並ぶ


宝さがしのパン屋さん。


それから、定番のものがあったりもする。




でもなんだか、この人の味があるね。って



ニュアンスが、そんな感じかなって。





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(2022年3月23日の日々、絵。ときどき。より抜粋 )






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a fish










若い頃、1年間経験した、美術系の大学。


授業の課題で


君は何で、きれいにきちんと作品を作らないんだ、と。


コンセプトがない、天真爛漫だね、と。


言われ続け、とても悲しく感じました。




まぁ、小さな頃から図画工作の工作が


めちゃくちゃ苦手だったわたしが、


デザイン科に入った点が、おかしかったのですが。




でも、今考えるとよかったと思うこと、を書きます。





きれいに、仕上げないと


伝わらないことを知ったこと。


(そういうきれいに仕上げたものばかりが


美術やデザインでは、ありませんが)


伝える、上での、気持ちの受け渡しに


つながるから。






そして . . . それまで写真は身近ではなく、


自分で撮ったことがなかったのを


(スマホや、デジカメの時代ではなかったので)


(授業で写真があったので課題のため)


写真を撮るようになりました。


わたしは写真は上手くないけれど


構図をパッと切り取る楽しさが


絵を描くのと同じだと(後で)


感じるように。





それから . . . 大学でのことがきっかけで


コンセプトについて考え続けて、結局


わたしは、頭で考えたコンセプトについて


つめていって、作品を作ることは苦手だということ。





それなら . . .


ピアニストが、フレーズを思いつき、つなげて


美しい曲を作り、タイトルを付けるように


そういうふうに、作ろうと。




そのほうが、自然でいいなと。




物事に、ことさら構えないようにしようという、


心持ちになったこと。





また、マティスについて知って、


彼はハサミでモチーフの形を切るから


そんなビシビシきっちりした形じゃなく、


もっと自由。


それでいいんだ、きっちりしなくても。


って思えたこと。






わたしにとっての真実を発見するため


必要な経験だったんだなと思います。






ちなみにマティスの


『オセアニアの思い出』1952-53年


(ニューヨーク近代美術館蔵)


という作品、すき。


色の間に


木炭のゆるやかな、リラックスしたラインが


描かれているところが


なんかすき。







今、


その日、その日の感じで


そうだな、色で抽象画だな、とか


今日はコラージュ、とか


線と色で、描きたいな、とか


いやいや線でシンプルにいこう、とか


しています。





いただける仕事も、


今までに作った作品からの仕事、以外なら


描きたいな、と思うものはするけれど


描きたい気持ちがしない、のは


しないようにしています。


そういうのは結果的にいい絵にならなくて


仕事が成立しないことを知ったから。





作品を作ったりしていると、日々


ただ自分にとっての違和感、を見極めることに


敏感になります。


そこが要、なのでしょう。


まだまだ、へなちょこ!ですが(笑 ☆) . . .






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beautiful






Zine(冊子)のイベント、


Zine it ! vol.12(2021年11月14日 SUN 11:00〜)


にこちらの冊子で、参加いたしました。




当日わたしは宮崎に伺えませんでしたが


お買い上げくださった方、Zine it ! さま、


本当にありがとうございました。


大変お世話になりました。




インスタグラムの


@zine_it_


さんで


当日のイベントの様子が観られて、楽しそうだ〜 ☆ ☆





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冊子(Zine)『Beautiful』をほんの少しだけ、


iichiさんで販売始めました。


手にとっていただきたい気持ちです ☆





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suzuri






Tシャツ、スマホケースなど

SUZURIさん

グッズを販売しています。





ちょっと派手でドキドキするけれど、

ジャケットとパンツに合わせたり、

楽しんで ☆ 着こなしてね〜







『もじょもじょきらきら・MOJOMOJO KIRAKIRA』




『くらげお花』




『かげろう Pink』


『かげろう Pink』(Tシャツ)は背面もプリント有りなので

少しお値段が高いです。




『サガリバナ』




『夏風』




などなど。




☆ 各Tシャツ、S〜XLまでサイズございます。



☆ スマホケースも、かわいいですますよ〜。


tshirt girl






『サガリバナ』(左)・『くらげお花』(右)の

Tシャツを着た、イメージ画です。













tshirt kageroupink







『かげろう Pink』 Tシャツを着た、イメージ画です。












tshirt mojokira






『MOJOMOJO KIRAKIRA』 Tシャツを着た、

イメージ画です。












OPA galleryさんOPA STOREにて

原画の販売が始まりました。

画像からOPA STOREさんの

それぞれの作品にリンクしています。




『あのね』(2020)おのだ希








『千日紅』(2020)おのだ希








『なぁに』(2020)おのだ希




個展から、日々が経って

緊張していた体と心が…

やっとほっとしてきました。

 

ご挨拶をちゃんとしていなかったなと感じ、

お礼状の文章と同じもので恐縮ですが

下記に掲載いたします。

 

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個展にいらして下さった方へ

 

OPA gallery での

個展『Days with You 旅と日々』にいらして下さり

どうもありがとうございました。

皆さまから頂戴した言葉やエネルギーが

新鮮で、発見です。

これからも精進してまいります。

楽しみをいつかまた、お届けできますように。

お元気でいてくださいね。

 

おのだ希  2021年5月5日

 

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おのだ希個展『Days with You』より

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個展をのぞいてくださった皆さま、

お世話になった皆さま、

本当にありがとうございました。

 

 

また、@opagallery さんのインスタグラムでは、

今回の個展の模様がビデオで観られるように

アップされてございます。

臨場感があって楽しいかもしれません。

おのだ希個展というタイトルのものです。

ご覧いただけましたら、うれしいです ☆

 

 

ではでは。

ありがとうございました。

 

 

OPA gallery さんのウェブサイトはこちらです。

 

 

 


 

 

 

 

OPA gallery さんでの個展のご案内です。

 

 

イラスト(原画)には

ちょっと元気になる魔法が

あるかも ☆ しれません。

 

ポストカード、冊子、

A4アートポスターなども

ございます。

 

 

よろしかったら、いらっしゃってくださいね。

 

 

わたしの在廊は、

日々出来るだけしたいと考えております。

疲れたらお休みをいただくかもしれません。

 

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作品

小(太子サイズ・イラスト2点入り)

¥28,000−(額別・税込)

 

大(大衣サイズ・イラスト1点入り)

¥48,000−(額別・税込)

 

ポストカード

¥160−(税込)

 

冊子

各¥1,100−(税込)

 

A4アートポスター

¥1,100−(税込)

 

 


『Days with You・旅と日々』


日々を旅して、歩む楽しみ。


小さな愛するモチーフたちを


ペンと色鉛筆で描きました。




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ならまちの cojica books さん


(5組の本屋による小さな協働書店)にて


チェルビアット絵本店さんが


お店番をしている日に


わたしのイラスト冊子『Days with You』を


置いていただくことになりました。




(その時々によって陳列する商品(本)を


変えられているので、


チェルビアットさんのお店番の日でも


わたしの冊子が置いていない時もございます。


店舗で手にとってみてからご購入を検討したいと


お感じの方は、チェルビアットさんにお問合せして後


お店番の日に行かれた方が、確実です。




(チェルビアット絵本店さんの棚は


イタリア語の絵本を中心に置かれています。)


『Days with You』のヨーロッパの街並みの絵が


いいと言ってくださって。




ツイッターに住所や営業時間、お店番さんの曜日


記載がありますよ。




cojica books さんツイッター


cojica books さんの記事




小さな本屋さんですが、


棚ごとに店主の方々の本のセレクトが


とても魅力的です。


冒険者になった気持ちで、楽しめるかも。


本のセレクトショップみたいな感じです ☆☆



ではでは。


『Days with you・旅と日々』

表紙・裏表紙合わせて36ページの冊子です。

 

32ページ分、

たっぷりイラストが載っています。

B6サイズ(182×128(mm))です。

 

2021年4月、OPA gallery さんで展示予定の

作品より選んで作りました。

展示には、冊子に載せていない作品も

予定しております。

 

 

iichiさんで

『Days with You・旅と日々』

ひっそりと販売しています。

 

 

 


Zine it! vol.11 に

詩集絵本『 I 』にて参加させていただき、

ご購入くださった方、主催者さま、スタッフさま

どうもありがとうございました。

 

実際手にとってもらえて、ご購入いただけたこと

うれしいです ☆

 

当日は、Zine it! さんのウェブサイトから

ツイートを拝見させていただきました。

宮崎のライブ感が伝わってきて、

わくわくしました。

 

ありがとうー ☆ ☆ ございました。

 

 

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宮崎県で行われる、Zine it!  vol.11

詩集絵本冊子『 I 』(アイ)で、参加します。

 

 

 

いろんなZine(冊子)を見て、購入できる

イベントです。

11月29日(日)11:00〜開催です。

 

わたしは当日宮崎に行けませんが、

Zine(冊子)が、そちらまで旅しますよ☆

 

思いもかけない、出会いがあるといいなと

思います。

楽しみ。